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赤ちゃん・子供・幼児の乾燥肌

<原因>
赤ちゃんや子供、そして幼児の肌は、とてもみずみずしくて乾燥肌とは無縁。そう思っている人が多いかと思いますが、じつは、赤ちゃんでも子供でも乾燥肌になります。

赤ちゃん・子供・幼児が乾燥肌になってしまう原因は、皮膚が薄いことです。あかちゃんや子供の肌の角質層は、大人の半分の厚さしかありません。ですから、赤ちゃんや子供の角質層は、少しの刺激で簡単に剥がれてしまいます。そのため、肌の水分も保たれにくいわけです。

また、赤ちゃんや子供の肌は、皮脂の分泌が非常に少ないのも乾燥肌の原因です。大人の肌は、皮脂によって天然の保湿クリーム(皮脂膜)を作り出し、肌を乾燥や外部の刺激から守ります。しかし、赤ちゃんや子供の肌は皮脂が少ないので、天然の保湿クリームが作られず、肌のバリアがない状態なのです。

生後2ヶ月くらいまでは、胎内でもらった母親の性ホルモンによって皮脂の分泌が活発に行われます。皮脂の分泌が活発なので、皮脂膜で覆われています。しかし、生後3ヶ月を過ぎると、胎内でもらった母親の性ホルモンもなくなるため、皮脂の分泌がほとんどなくなり、とても乾燥しやすい肌になってしまうのです。およそ10歳くらいまで、この状態が続くので、乾燥から肌を守る対策が必要です。


<スキンケア>

肌の水分を保持する角質層が薄い赤ちゃんや子供の肌を乾燥から守るためには、十分な保湿が必要です。そして、皮脂の分泌が少ないので、油分の補充も欠かせません。

赤ちゃんや子供用の石鹸は、大人と同じ石鹸で肌にトラブルがなければ、同じ物で構いません。もし、肌にトラブルがあるようなら、低刺激の石鹸を選んであげてください。また、人間の肌は弱酸性に保たれているので、弱酸性の石鹸も肌に優しく、トラブルが起きにくいでしょう。

体を洗うときは、石鹸をよくあわ立てて、肌に乗せるようにやさしく洗いましょう。タオルやガーゼを使う必要はありません。タオルやガーゼでごしごし洗うと、赤ちゃんや子供も薄い角質は簡単に壊れてしまします。手で撫でるようにやさしく洗いましょう。使用する石鹸の量が多すぎると、皮脂まで洗い流されてしまいますので、少量を使うようにしてください。そして、十分に石鹸を洗い流すこと。石鹸が肌に残っていると、肌のトラブルの原因になります。

赤ちゃんや子供は、汗をよくかきます。特に夏場は非常に汗をかくので、水浴びやシャワーを頻繁に浴びることが多いと思います。あせもなどの肌のトラブルを防ぐには非常に有効ですね。しかし、あまり頻繁にシャワーなどを浴びすぎると、皮脂が落ちてしまい、乾燥肌になりやすくなってしまいます。シャワーやお風呂は1日に3、4回を目安に行うようにしてください。その際、石鹸の使用は夜の入浴の時だけにしましょう。

お風呂上りなどは、角質もふやけて非常に壊れやすい状態です。タオルでごしごし拭かずに優しく押すように拭いてあげてください。そして、全身に乳液や保湿ローションを塗って十分に保湿をしましょう。乳液やローションは、ベビー用や低刺激のものが良いと思います。あまり油分が強いものは汗腺をつまらす原因になりますので、おすすめできません。また、保湿剤を入れた湯船につかることも乾燥肌には有効です。入浴剤もあまり刺激が強いものは避けるようにしましょう。


<UVケア>

薄い角質の肌を持つ赤ちゃんや子供にとって、紫外線は角質を壊すので大敵です。角質が壊れると、肌の水分が保持されなくなりますので、乾燥肌の大きな原因になります。

子供だから、日焼けしても大丈夫。と考えられていた時代は終わりました。紫外線の害は蓄積されて、大人になってから肌に影響を及ぼすようになります。小さい時からの紫外線ケアがとても大事なのです。

赤ちゃんや子供の紫外線ケアは、低刺激の日焼け止めクリームを使用しましょう。最近はベビー用、子供用の日焼け止めも市販されていますね。そのような日焼け止めをお出かけの時などに必ず塗るようにしてあげてください。でも、塗りすぎは禁物です。塗りすぎると、余計に乾燥肌になりやすくなってしまいますので、適量を使用するようにしましょう。

もし、肌を焼いてしまったら、乳液やローションで十分に保湿してください。決して放っておいてはいけません。すぐにケアすることが重要です。


<日常生活>

赤ちゃんや子供の肌を乾燥から守るためには、日常生活にも注意する必要があります。
まずは、加湿。特に冬場は外気も乾燥しますので、非常に乾燥肌になりやすくなります。

また、暖房器具によって、室内はますます乾燥した状態になります。加湿器などを使って、十分に加湿しましょう。寒いからと言って、室内を暖めすぎるのも肌によくありません。室内は一定の温度に保つようにしましょう。

日頃から乾燥しないように気をつけていると、赤ちゃんや子供の乾燥肌は防ぐことができます。乾燥肌が進むと、霜焼けやひび割れが起こり、色々な菌が体に入りやすくなり、アトピー性皮膚炎の引き金にもなりかねません。乾燥肌が深刻な場合は、医師に早めに相談しましょう。早め、早めのケアが大事です。

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