乾燥肌のかゆみ 原因と対策
乾燥肌になると、その症状としてかゆみが出ることがあります。どうしてかゆみがでるのでしょうか?
乾燥肌になってしまう原因は、間違った洗顔方法や入浴方法、生活環境によって角質層が傷ついたり、皮脂が失われたりしたことが直接的な原因です。
本来、人間の肌は、角質層で保持されている水分と自然と分泌される皮脂とで、天然の保湿クリームを作り出し、あらゆる外的な刺激から肌を守るバリア機能を持っています。
しかし、角質層が傷つき、皮脂が少なくなってしまったことでバリア機能が働かず、ちょっとした刺激でも、肌が直接刺激を受けるようになってしまうのです。
また、角質層が傷ついたことで、角質層の奥の真皮部分にある、かゆみの刺激を脳に伝える神経が角質層の表面部分まで伸びてくるために、乾燥肌になると、かゆみを普通より感じやすくなると言われています。
乾燥肌のかゆみを改善するには、乾燥肌を改善するしかありません。乾燥肌を改善し、角質層を元の状態に戻すことが、かゆみを取る最善の方法です。
乾燥肌を改善するには、まず正しい洗顔方法と入浴方法を行うことが非常に重要です。正しい洗顔方法と入浴方法に変えるだけで、乾燥肌は驚くほど改善されます。
正しい洗顔方法とは、洗顔料は使わず、ぬるま湯でパシャパシャっと洗うだけです。洗顔料は肌の皮脂まで洗い流してしまいますので、乾燥肌の人は特に使用することはおすすめできません。毛穴の汚れを気にする人が多いかと思いますが、洗顔料によって皮脂がなくなってしまうと、肌は皮脂を補うために、余計に皮脂を分泌します。その皮脂によって毛穴が詰まってしまうのです。皮脂が洗い流されなければ、毛穴も詰まらず、毛穴が目立つということもないのです。
そして、肌にたっぷりの水分を与えて、しっかり保湿することが大事です。保湿は化粧水を使います。化粧水をつけて水分を補充したら、油分を含む乳液やクリームでフタをして水分が蒸発しないようにしましょう。
石鹸、化粧品の選び方にも注意が必要です。アルコール、香料、鉱物油など、肌に良くない成分が含まれる化粧品は避け、無添加で低刺激のものなどを選びましょう。
そして、乾燥肌の人は、日常生活においても、エアコンの使いすぎに注意する、刺激物を摂取しない、軽い運動をする、十分な睡眠をとる、ストレスをためない、などに気をつけましょう。また、かゆみがあるからといって掻き毟ったりすると、角質がボロボロになってしまい、更にかゆみの神経が伸びてくることになります。かゆくても、薬をつけるなどして、なるべくかかないようにしましょう。
<洗顔と入浴の注意事項>
・洗顔料は使わない
・石鹸は無添加で刺激が少ないものを選ぶ
・体を洗う時は、石鹸をよく泡立てて、泡を撫でるように手を使って洗う
・顔や体を洗う時には、絶対タオルなどを使ってゴシゴシ洗わないこと。ゴシゴシ洗うと角質層が壊れてしまいます。
・石鹸はよくすすぎましょう。石鹸のカスなどが残っていると、炎症などを起こす原因になります。
・体や顔を洗う時は、体温より熱いお湯を使わないこと。皮脂が流れ出てしまうので、乾燥肌を悪化させてしまいます。
・熱い湯船に長湯をするのも止めるようにしましょう。
・洗顔後、入浴後は、すぐさま化粧水、乳液、クリームを付けて保湿しましょう。3分以内が理想です。