乾燥肌とアトピーの関係
アトピー性皮膚炎は、現代増え続けている皮膚疾患で、都市部を中心に増加しています。アトピー性皮膚炎は、環境汚染が大きく関わっているのでは、と言われています。
アトピー性皮膚炎の症状は、尋常ならない痒さです。ひどい人になると、痒くて夜も眠れない人がいるほどなのです。
アトピー性皮膚炎の原因な一体何かと言うと、一概に限定はできず、様々な原因が重なって、アトピー性の皮膚炎になっているようです。ただ、アトピー性皮膚炎の人に共通して言えることは、皆、乾燥肌であるということです。
アトピー性皮膚炎の人の肌は、カサカサに乾燥しています。皮膚炎でない所もやはり乾燥していて、全身が乾燥肌であることが多いのです。
本来なら、肌の表面は水分と皮脂が混ざり合ってできた皮脂膜で覆われています。この皮脂膜は、体に異物が進入するのを防ぐのと、肌の水分が蒸発するのを防ぐ、バリア機能を果たす役割があるのです。
しかし、アトピー性皮膚炎の人は、表皮角質に異常があり、表皮の細胞同士がぴったりとくっついていません。細胞と細胞間に隙間があります。そのため、水分がとても蒸発しやすくなっています。
アトピー性皮膚炎の人の肌は、このような理由で水分が非常に少ないので皮脂膜が作られず、皮脂膜のバリア機能がない状態です。皮脂膜のバリア機能がないので、細菌やハウスダスト、ダニなど、アレルゲンの侵入がとても容易な肌になっているのです。
アトピー性皮膚炎の治療には、医師による治療が欠かせません。それと同時に乾燥肌対策も必要になります。肌の水分が逃げ出さないように、無添加の乳液やクリーム、オイルなどを塗って、保湿するようにしましょう。